天国と地獄~サイコな2人~ 第1話あらすじ(ネタバレあり)
TBS系で日曜夜9時から放送中の日曜劇場「天国と地獄~サイコな2人~」第1話がツイッターでトレンド1位になるなど、話題騒然となっています!
このドラマは放送前から予告CMや番宣で、綾瀬はるかさん演じる熱血刑事と高橋一生さん演じるサイコパスな容疑者の魂が入れ替わるという斬新な設定が紹介され、話題になっていました。
脚本は「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN」「わたしを離さないで」「義母と娘のブルース」などなど、数々の作品で綾瀬はるかさんとタッグを組んできた森下佳子さんです。
「天国と地獄~サイコな2人~」の見どころをご紹介いたします!
第1話のあらすじ
(公式サイトより・一部省略しています)
望月彩子(綾瀬はるか)は、努力家で正義感が強く、上昇志向も強いが慌てん坊な刑事。思い込んだら一直線で失敗も多いため、周囲の刑事たちからは煙たがられている。そんな彩子はある朝、出勤時間ギリギリに起床。朝からバタバタと急ぐあまり、電車内でうっかり自分だけマスクをしていないことに気付く。すると、偶然乗り合わせた男性(高橋一生)から自社製品のサンプルだというマスクを譲り受ける。
そんな中、とある殺人事件が発生。管理官が刑事たちに現場へ急行するよう指示するが、なんとその時、捜査第一課に居合わせたのは、過去の失敗で謹慎中の身であった彩子のみ。彩子は、刑事として挽回する願ってもないチャンスの到来に、「絶対に手柄を立ててやる!」と息を巻いて現場へ急ぐ。向かった先には、猟奇的殺人現場が広がっていた。しかしその猟奇的惨状の反面、掃除されたばかりのような清涼感を感じる現場に違和感を覚える彩子──。
そんな彩子の違和感を解消したのは、彩子の能天気な同居人・渡辺陸(柄本佑)。清掃現場でアルバイトをしている陸によると、匂いのない業務用の特殊洗浄剤がこの世に存在することが分かる。その洗浄剤の製造元は創薬ベンチャー企業のコ・アース社。あろうことか、そのコ・アース社、社長の日高陽斗は、なんと数日前彩子に電車内でマスクをくれたあの男だった──
自分だけが知る重要参考人に、何か運命めいた物を感じた彩子は早速日高のもとへと会いに行く。しかし、その時はまだ、表向きは若くしてベンチャーを立ち上げた敏腕経営者・日高が、裏の顔は類まれな頭脳と知識を駆使したサイコパスな殺人鬼であることは知る由もなかった──。
ツイッターでの感想・コロナ禍の描き方
あらすじだけ読むと普通の刑事ドラマっぽいですが、この正義感が強い刑事とサイコパスな容疑者が入れ替わってしまうというまさかの展開で、ツイッター上でも一時「#天国と地獄」がトレンド1位になるほどの盛り上がりを見せていました。
どのようにして入れ替わるのか?というところも注目されていましたが、満月の夜に2人同時に階段から転げ落ちたら入れ替わっていた、という、入れ替わりモノの元祖といえる映画「転校生」を彷彿とさせる展開でした(満月の夜、というのもキーになりそうですが、そのへんの謎はまだ明かされていません)。
ツイッター上では、
・「サイコパス一生と正義感強め綾瀬はるかめっちゃ良い」
・「綾瀬はるかも高橋一生も上手だから面白い」
・「高橋一生さんの綾瀬はるかちゃん演技と、綾瀬はるかちゃんの高橋一生さん演技、うまいな 」
・「立ち方から女性になる高橋一生も天才だし、一瞬で悪い顔になる綾瀬はるかも天才ですね 」
・「綾瀬はるかの壁ドン…カッコイイ…」
・「綾瀬はるかの壁ドン最高だし、涙目で怯える高橋一生最高だろうが」
・「綾瀬はるかさんの壁ドン最高だし一生さんのうるうる上目遣いも最高」
・「演出で気になる所が山ほどあったりしたけど、綾瀬はるかx高橋一生の演技力に全て救われてた1話だった。
この2人をキャスティングした点は大優勝すぎる。毎週2人の演技対決が見られるなんてご褒美でしかないじゃん。」
などなど、たくさんの感想がつぶやかれていました。
また、電車の中で彩子がマスクを忘れて他の乗客(全員マスク着用)から睨まれるシーンがあったのに、その後の捜査会議のシーンで誰もマスクをしていないのはおかしい、コロナ禍の描き方が中途半端、といった声もいくつかありました。
彩子の台詞で「コロナ禍」という言葉も出てくるのでこのドラマはコロナ禍の世界のようですが、電車内のシーンとコ・アース社で彩子と日高が再会するシーン以外は誰もマスクをしていなかったので確かに不自然かも……と思いました。かといって電車のシーンは彩子と日高が初めて接点を持った大事なシーンなのでマスクのエピソードは外せないし、そのへんはまあドラマだから……と割り切って見たほうがよさそうです笑。
彩子と陸の関係は? 真犯人は誰?
このドラマは魂が入れ替わったあとの綾瀬さんと高橋さんの演技が最大の見どころだと思いますが、いろいろと謎が多いところが気になります。
日高さんも謎が多い人ですが、個人的に一番謎なのは柄本佑さん演じる陸の存在です。
1話で事件が起きた翌日の朝、出勤の支度をしながら陸がいないことに気付いた彩子が「こんな時間にどこ行ってるのよ」と文句を言っているシーンがありますが、結局あのとき陸がどこに行っていたのか作中で言及されませんでした。
わたしは単純なのでもうこれだけで「なんか陸も怪しいな……」と思ってしまいました笑。
まず彩子と陸の「同居人」という関係性も、詳しいことは明かされていません。
冒頭から彩子は陸に「私が帰ってくるまでに出て行って」と通告し、帰宅後に陸がまだ出て行っていないことに「いんのかよ……」と落胆していますが、結局陸を追い出すことはなく同居し続けています。
口では早く出て行けとは言ってるものの、本心では陸がいることを迷惑だとは思っていなさそうです。
かといって彩子が陸に対し恋愛感情を持っているかどうかは微妙なところです。
一方の陸はバイト先の先輩に彩子のことを「彼女」だと話しているようで、会話の中で先輩も彩子のことを「彼女さん」と普通に呼んでいました。
番宣でのインタビューでも柄本さんは、「陸は彩子と一緒になりたいと思ってて、完全に惚れている」、と語っていました。
陸が一方的に慕っていて、彩子もまんざらでもない、という感じでしょうか(個人の解釈です)。
ただ、彩子と陸が出会った経緯や、どうして陸が彩子の家に住み着くようになったのかがまだ明かされてないので、柄本さんの存在感も相まって、謎が多いです。
彩子と陸の関係もいろいろ謎ですが、やはりメインの謎は「日高が語っていた月と太陽の関係」「奄美大島の伝説」そして猟奇的事件の真犯人です(謎が多すぎる……笑)。
彩子がサイコ、と読めるのはわかりやすいですが、彩子の名字である望月の「月」と日高陽斗の「日」と「陽」も月と太陽の関係性をあらわしているのでしょうか?
「天国と地獄~サイコな2人~」から目が離せません!
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