PB~回想・ユニコーンのすばらしい日々~「ブルース」編
この記事はユニコーンガチ勢の筆者が2009年にJ-WAVEで放送されたユニコーンの「OH! MY RADIO」のコーナー「PB~回想・ユニコーンのすばらしい日々~」を書き起こしたものです。
このコーナーはユニコーンのみなさんが自分たちの楽曲をPB(プレイバック)、回想するコーナーです(そのまま)。
今回の楽曲は6枚目のシングル「ブルース」編です。↓
(筆者の注釈やツッコミも入っています。ご了承下さい)。
PB~回想・ユニコーンのすばらしい日々~「ブルース」編
PB・回想~ユニコーンのすばらしい日々~「ブルース」編.
阿部「はい、コレはですね、えー、1991年の6月にリリースしたですね、6枚目のシングル……これシングルなんですね」
EBI「シングルです」
民生「シングルですよこれ、アルバムに入ってないもん」
阿部「そうなんだっけか?」
EBI「コレ川西さん歌ってたんだっけ?あ、ちがう?(笑)アッハッハッハッ」
民生「聴きゃわかるやん」
阿部「……というこの曲名はブルースという曲なんですけども、カップリングはちなみに『サマーな男』っていうやつですね」
EBI「サマーな男」
阿部「サマーな男、はい。カンガルーがうんちゃらってヤツですね」
川西「そうそう」
EBI「えっ!?」
阿部・民生「カンガルーがいる~♪」(←微妙にメロディがちがう^^;)
川西「暑~い感じが……」
阿部「ちなみにですね、リリースキャンペーンの握手会っていうのをやったんですけども」
テッシー「はい」
民生「やったよぉ」
EBI「あー、やった!」
民生「コレさー、こん時、かわにっつぁんなんか手ケガしてなかった?」
川西「してた」
阿部「握手できないじゃん」
民生「あのー、アレしてたよねえ?松葉づえじゃないや、」
川西「左手ギプスしてた」
阿部「あーそうなの」
民生「アレじゃないですか、貞操帯……」
一同「貞操帯(笑)」
川西「三角巾」
民生「三角巾?……三角巾?」
阿部「三角巾ね」
民生「ハイハイ」
阿部「えーと握手会というのをやりまして、えー、2000人が……2000人と握手したらしい」
テッシー「2000人って、」
EBI「2000人」
テッシー「なんか3000人だったよね?俺らがきいてたのは」
川西「知らないよ?」
阿部「まあたくさんの人が、えー、したんですけど、コレねえ、あの、」
民生「あそこでしょ?池袋」
川西「池袋」
EBI「サンシャイン」
阿部「池袋ね、サンシャインでね。覚えてますよ」
民生「やりましたねえコレ」
阿部「えー作詞作曲が川西さん」
民生「こんときすごいキャンペーンしたんですよね」
阿部「しましたね」
民生「やらないと売れないんじゃないかっていう。曲調的に」
阿部「曲的に(笑)」
EBI「えー?」
川西「どっか、どっかの神社に行ったよね」(←豊川稲荷でヒット祈願してました)
阿部「行った行った。バスでずっと回りながら、工事現場のカッコして」
川西「いいともの、オープニングのあの、街映すとこに……」
阿部「エンディング、エンディング」
川西「あエンディングか。あそこで映ろうっていって……」
民生「アルタの下でしょ」
EBI「アルタ?」
川西「映りゃしない」
民生「いやちょっと映ったよ」
川西「そうだっけ?」
阿部「でまあ、そのヘルメットいまでも持ってますよね」
EBI「持ってますね」
川西「そうですね、ハイ」
阿部「あと……なんだ、えーと、ツルハシは持ってなかった?」
川西「ツルハシは持ってないよねえ?」
阿部「なんかあのニッカポッカみたいな」
川西「ニッカポッカ」
民生「ライブでは川西さんが歌うんですけどコレ」
阿部「カニさんが歌う」
民生「カニさんが歌うんですけど、あの、なんか造ってたよね。ライブで歌いながら」
阿部「あー歌いながらね」
川西「イントレ」
EBI「舞台をね」
民生「イントレを、舞台をJメンと造りながら、歌いながら」
EBI「うん」
阿部「これ、ビルを造る歌ですからね。ピッタリだね」
川西「そうですね、はい」
阿部「えっと、なぜコレがシングルになったんでしたっけ」
テッシー「なんで……だっけ」
川西「ヘンだから?」
民生「浮いてたからじゃない?」
(一同笑)
EBI「浮いてた」
民生「アルバムには入らないだろっていう話なんじゃないの?」
阿部「そうかじゃあブルースだけでレコーディングに入ったわけじゃないんだね。まあ俺たちはそうしないもんね」
川西「たぶんアルバム作ってる流れだよきっと」
民生「えーでもアルバムにも入らないんだよコレ」
テッシー「サマーな男も入ってないもんね?」
阿部「入ってない」
民生「えー、でも専用レコーディングだったんじゃないの?」
テッシー「どうなんだろうね」
阿部「そうなのかなあ……どうだったか覚えてないなあ」
川西「どうだったか覚えてる方はぜひ教えてください」
(注:「ブルース歌唱指導」のCDやその他の雑誌では91年の3月ごろ「シングルを作ろう」ということでレコーディングをした、とおっしゃってました)
民生「ちなみに僕はこの曲はユニコーンの曲の中で一番好きですからね」
阿部「ねえ。そう言ってますね」
民生「この録音を含めね。この、いろんなすべてを含めて」
EBI「コレ俺ベース弾いてませんからね?」
民生「うん、それを含めてね!」
EBI「アッハッハッハッ」
(一同笑)
民生「EBIさんはだってあの『任しといてください!』を、」
EBI「言うだけですからね。雄叫びが」
民生「セリフのためにね、スタジオのドアを開けてすごい遠くから」
阿部「そうですよ」
民生「わざわざ走ってきて、ちょっとハーハー言いながら言うっていう」
EBI「言うね。臨場感をね」
民生「何回か、やらされてたね」
阿部「ハッハッハ」
EBI「やらされて」
民生「うん」
EBI「それだけですよ僕は。フフフ」
川西「『任しといてください!』」
民生「ガラッと開けて言ってね」
阿部「そうですか、じゃあ聴いてみましょうか。聴きながらちょっと話を」
民生「はい」
EBI「耳を澄ましてみよう」
阿部「ユニコーンで『ブルース』」
(イントロ流れる)
民生「コレあの、ビデオもさ、大変だったじゃない。逆回転」
EBI「あー、なんかね」
川西「そうだそうだ。逆回転の、やって」
EBI「さかさづりになった」
民生「阿部だけ逆、反対になった」
阿部「ひどいねー」
民生「それがアップでポンッてなって、充血したような顔が」
川西「ハッハッハ」
阿部「ちょっと痛い感じが(笑)」
民生「大変だった」
阿部「あーそうなんだー」
民生「やっぱりこの曲だったからこその、この気合いの入ったプロモーションだもんね」
EBI「かなりの気合いが入ってた」
民生「その実際コレが一体どれくらいイケたんだろうかっていう」
阿部「知らないね」
川西「教えてもらってないね(笑)」
阿部「そうですね」
民生「どれくらいこの曲のファンがいるのか」
EBI「コレ今のほうが売れるんじゃない?」
民生「また?」
阿部「再発……」
EBI「続!」
民生「川西さんが歌ったバージョンで出す?」
川西「いいよ」(←やだよ、の方のニュアンス^^;)
民生「すごいメロディですからね。難しかったですよ」
阿部「だいたい川西くんのメロディはハードですもんね」
川西「コレ手島もライブはキーボードなんだよね」
テッシー「そうそうそう。この、ファッファッファッファファファファファファ~ン♪」
EBI「でもやっぱりこういう歌い方じゃないとこう、伝わらないよね。ねえ?」
阿部「なんか成立しない気がするね」
EBI「うん、成立しない。この歌い方」
阿部「EBI歌ったらどうなる?」
川西「ハハハッ」
(「ジャンジャン~掘ります~朝まで~♪」)
EBI「でぇ~♪」
民生「そんな歌い方かい(笑)」
EBI「ハッハッハ」
(「ジャンジャン~幸せに~なるから~♪」)
EBI「この感じはね、なかなか出ない」
民生「けっこう悲しい曲だったんだよ」
EBI「うん」
民生「これは昔、あの、川西さんの知り合いが発した言葉から生まれたんでしょ?」
EBI「発した言葉」
川西「そうそう。あの、そういう、建築業界のアルバイトをしてたときにね、先輩が言ってたんです。おんなじ車に乗ってて、車でブーンって走ってたら、『おう川西、ワシがこのトンネル造ったんじゃあ』っつってたのね。スゴイなあ、と思ったの」
阿部「スゴイよねえ」
川西「確かにそうだもんねえ」
阿部「うん。まあ1人じゃないけどね」
川西「もちろん1人じゃないけどね?(笑)」
阿部「ハッハッハッハ」
民生「その人が金も全部出したみたいに言ってる」
EBI「でもそうやって言う人いますね」
民生「手伝ったくらいのアレですけどね」
川西「そうだね」
EBI「おれの知り合いにもね、ヒルズを」
川西「俺が造ったって」
民生「ヒルズを俺が造ったって?」
EBI「そうそう」
川西「あのー、昔バンドを一緒にやってたギターの奴がね、あの、羽田空港造ったって」
民生「手伝っただけですから(笑)」
川西「で、どこ造ったの?ってっ言ったら、あの、なんだっけ?えーと、出発ロビーの下の床」
民生「あー」
川西「張ったって」
EBI「張ったの?」
川西「コレはワシが造った、って言ってたもん」
民生「『ワシ』って言ってないでしょ」
EBI「ハハハ」
川西「言ってない。東京の人だから」
(一同笑)
民生「でもちょっとうれしいですよね、そこ通るときね」
阿部「そうだねえ」
民生「そこ踏むな踏むな、みたいな」
(「タタタン♪」)
民生「あ、終わった」
川西「えーユニコーンのOH!MY RADIO、今夜のPBソングは『ブルース』でした」
(おわり)
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