PB・回想~ユニコーンのすばらしい日々~「ツイストで目を覚ませ」編
この記事はユニコーンガチ勢の筆者が2009年にJ-WAVEで放送されたユニコーンの「OH! MY RADIO」のコーナー「PB~回想・ユニコーンのすばらしい日々~」を書き起こしたものです。
このコーナーはユニコーンのみなさんが自分たちの楽曲をPB(プレイバック)、回想するコーナーです(そのまま)。
今回の楽曲は2ndアルバム「PANIC ATTACK」のラストを飾る「ツイストで目を覚ませ」です。
(筆者の注釈やツッコミも入っています。ご了承下さい)。
PB・回想~ユニコーンのすばらしい日々~「ツイストで目を覚ませ」編
阿部「どうですかみなさん」
民生「あっコレ作詞テッシーなんや」
テッシー「そうだねえ」
EBI「ふーん」
阿部「そうですね。それで作曲は奥田くんですけれども」
民生「はい。笛吹いたねコレ」
阿部「はい」
川西「吹いたねー」
EBI「コレねー、吹いたねえ」
民生「たて笛」
テッシー「リコーダー」
EBI「練習したよねえ」
テッシー「だから、阿部が入るって決まって、で」
川西「最初にやったんだ、笛」
テッシー「そうそうそう」
阿部「あーそうなんだー」
川西「だってね、俺トロージャンにしてて、朝方笛握りしめたままレコーディングスタジオのロビーにいたねそういえば」
民生「あーモヒカンで笛吹いてたわ」
阿部「ハイ」
民生「バカだね」
川西「アハハハハ」
阿部「ハイ、あの、ソファで寝てたんですけど、あのモヒカンですから横に顔が……」
川西「そ、タテに寝れないからね」
阿部「タテに寝れないからね、上向いて寝れないから」
民生「思えばでも当時はレコーディングスタジオで徹夜というか朝を迎えるのが」
阿部「多かったねえ」
川西「やってたねえ」
民生「あったねえ。毎日のように」
EBI「ホントに」
川西「あの卓の下が暖かいからよく寝れるんだよねえ」
阿部「ありましたねえ」
EBI「ほんと朝ですよ、帰んの」
民生「ラッシュ、」
EBI「ね、地下鉄で」
民生「ラッシュの時間に逆に帰るとかさあ」
川西「やってたねえ」
民生「いまではもうありえないでしょう」
阿部「ありえないでしょう」
民生「なにやってたんすか朝まで一体」
阿部「あのね、だいたいねえ、12時すぎのレコーディングはダメですね」
民生「でしょ?」
阿部「意味ないですね」
EBI「無理矢理……」
民生「でもやってたんですよ若いから」
阿部「若いからね」
民生「なんかあるかもしれないっつって」
阿部「だいたいダメなんです。もうだから若い人もやめてください」
EBI「サクサクと」
民生「やってないでしょ今やみんな」
阿部「やってないの?あ、そうなの」
民生「うん、サクサクいくから作業が」
阿部「あ、SKSKだ」
民生「なんか、待ってるんだよ結局俺たちも。なんか待ってるでしょ?ああいうの」
川西「まあね」
民生「昔さ、なんかしてるわけじゃなくて」
阿部「うん」
民生「なんかが出来るの待ってたでしょ、ずっと」
川西「そうだね」
阿部「あー、あー、なるほど」
川西「テクノロジーで……」
民生「編集するからとか言ってさ、コレちょっと裏返しにするからなんて言ったらさ、待ってたじゃんずっと」
阿部「待ってたね」
民生「まだかなあって。そういうの今ないからね」
川西「一瞬だもんね」
EBI「ないからね、うん」
川西「だってプレイバックするだけでも昔はチュルチュルチュルって待ってたもんね」
民生「そうそうそう」
阿部「待ってましたね」
川西「今『ペッ』って出てくるもんねえ」
民生「そうですよねえ」
阿部「まあでもその待ってる時間っていうのも意外と大事だったりするんですけどね」
民生「大事なんだよねー」
川西「そこでつまらんことばっかり言ってんだけどそれがけっこう大事だったりとかしてね」
「ツイストで目を覚ませ」タイトルの謎
民生「そういうわけでツイストで目を覚ませ、コレねえ、僕は覚えてますよ。なぜ『ツイストで目を覚ませ』なのかこの曲が」
テッシー「アハハハハハ」
川西「思い出してるか?思い出したか?」
EBI「ぜんぜんピンとこない」
テッシー「河口湖な、合宿な」
民生「河口湖合宿を思い出してくれ」
阿部「河口湖合宿……」
民生「なんでこれツイストなのかと」
テッシー「そうそうそう」
阿部「ツイストってあのツイスト?バンドのツイスト?」
川西「ちゃうよー」
阿部「違う?」
民生「あの、踊りのツイストですよ」
EBI「だよね」
川西「車かーもしかして」
民生「違いますよぉ」
阿部「なんすか」
民生「説明しましょう。コレはですね合宿レコーディングをしてたときの」
阿部「うん」
民生「その、合宿所?なんかごはんを食ってスタジオでやって寝てっていう施設ですよね。その施設で働いてたある若者が……」
川西「ツイストっていうの?」
民生「違いますよ。あのー……」
テッシー「厨房から、」
民生「厨房からこっちに出て、なんかたとえばビールとか料理を持ってくるときに、」
阿部「うん」
民生「厨房から一段上がるのに、こっちはきれいで厨房は汚いので」
テッシー「油がね」
民生「1回足を拭かなきゃいけないの」
テッシー「そうそう」
阿部「あー」
テッシー「足拭きマットでね」
民生「マットがそこにあって、そこで1回クイクイッて、足をキュッキュッて拭いてから必ずこっちに来るんですよ」
テッシー「そうそうそう」
民生「だからどう見ても毎回そこで1回ツイストを踊ってから俺たちに物を持ってきてくれてたんですよ」
川西「ツイストしてんだ」
阿部「なるほど!そうでした」
民生「そうですよ。思い出しました?みなさん」
川西「俺まったく、」
EBI「や、まったく覚えてないけどね」
民生「EBIは絶対覚えてないですよこういうこと」
EBI「まあアレじゃない?いい話だよね」
民生「いい話じゃねえよ全然(笑)」
川西「俺も覚えてないね」
テッシー「メガネをかけたアシスタントでね」
阿部「あっ、そう……それ河口湖?」
テッシー「そう河口湖」
川西「犬がいたとこ?」
阿部「犬はちがう」
EBI「山中湖」
テッシー「ドレッシングっていったらあの、1リットルサイズのボレ……ドレッシングを持ってくる」
川西「ボレッシング?(笑)ボレッシング?ボレッシング?」(←連呼)
民生「ちょっとね、あの、ボケをかますね、」
テッシー「そうそう」
民生「最初のコレの、仮タイトルは『ケーボのツイスト』」
阿部「あ、そうだね」
EBI「あ、ケーボ!」
民生「ボケをかますからですよ」
EBI「それは覚えてる!」
川西「ケーボのツイストかー」
EBI「『ケーボのツイスト』だよね、仮タイトル」
民生「そ、ケーボがツイストするからですよ」
EBI「うん」
阿部「そーかあ、そっからきたのかあ」
民生「『目を覚ませ』は知らんがなって話なんですけど」
阿部「それはテッシーくんが勝手につけたんでしょうね」
川西「そうだね」
EBI「目を覚ませ」
民生「思い出していただけましたでしょうか」
阿部「思い出した」
EBI「思い出しました」
川西「やー、思い出してないねえ」
EBI「いい話だった」
川西「(笑)。思い出してないでしょ、EBI」
EBI「思い出したよ、ケーボ」
民生「まそんなことからね、タイトルができるってことですから」
阿部「じゃとりあえず聴きながら、懐かしみながら。コレ聴いてないでしょ最近」
EBI「聴いてない」
民生「一応これビートルズっぽいの目指してるんだよね」
阿部「じゃそれをちょっと聴きながら話してみましょう」
(イントロが流れ……なぜか小さく笑うみなさん)
EBI「これベース笹路さんだもんね」
民生「そうだ」
EBI「うん」
民生「弾きたくてしょうがないんだよ」
EBI「弾きたくてしょうがない」
川西「コレ誰の声?」
民生「コレ俺」
川西「(笑)。かわいいねえ」
阿部「かわいいね(笑)」
EBI「かわいい!(笑)」
民生「確かにかわいいね。『ドーラ息子♪』……全然かわいくないね今(笑)。かわいいわあ……昔はモテたなあ……(笑)ドラムどっちかに寄ってるでしょコレ」
川西「リンゴ・スターだねコレね」
民生「左に寄ってるのかな」
川西「うん、寄ってる寄ってる」
民生「だって俺の声なんかラジオっぽくされてるもんね」
EBI「うん、そうだね」
民生「AMラジオっぽく。……最近の人たちラジオっぽくっつったって、なにがラジオっぽくなの?って話だもんね」
川西「そうだね」
EBI「あーそうか、ステレオだもんね」
阿部「あー、ちょっとまってほんとにコレ俺が初めてやったやつなの?」
テッシー「そうだよ」
阿部「2枚目なのに?」
民生「だから笛を吹いたところからじゃない?」
EBI「笛を吹いた」
阿部「あーそっか」
民生「この間奏から出てくるから」
(「大~問題~♪」のコーラス)
EBI「だ~い♪(笑)」
民生「かっこいー」
(間奏のリコーダー)
川西「きた」
EBI「コレ大変だったよねえ」
民生「ライブもやってたよね」
EBI「やってたねえ」
テッシー「やってたやってた」
阿部「笛でやってた?」
EBI「うん」
川西「力むと出ないんだよね」
EBI「笛むずかしいよねえ」
川西「むずかしいよねえ、リコーダーってね」
EBI「うん」
(間奏終わって)
民生「曲は悪くないね。……声が恥ずかしい」
川西「(笑)」
(「ブルーシェーヴィー♪」のコーラス)
川西「アハハハ」
民生「笹路さんの声だね」
EBI「笹路さんだ。低いー」
阿部「へえ~ほお~……ふ~ん」
(曲終わる)
EBI「88年?」
川西「ユニコーンのJ-WAVE、OH!MY RADIO、今夜のPBソングは『ツイストで目を覚ませ』でした」
阿部「はーい」
EBI「目、覚めたね」
民生「コレしかしコーナーっつってもさあ、聴いてブーブー言ってるだけだね」
EBI「まあそういうコーナーだね」
阿部「一応まあ、一応そうしときましょうよ」
民生「でも今日はなぜツイストかってわかっただけでもね、コレたぶんあんまり知られてないと思うよ」
EBI「そうだよね、20年以上前……」
川西「俺も知らなかったもん」
民生「忘れとるだけやがな」
川西「知らないよ?」
民生「知らなかったわけないんですよ。忘れとるだけですよ」
阿部「まあ、やりましょうよコレ、次もね」
EBI「昔を思い出してね」
……以上、「ツイストで目を覚ませ」編でした。
いろんなことを忘れまくりな甲殻類コンビがおもしろかったです笑。
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