■前髪だけが脱毛するのは姿勢が原因？
前髪だけが脱毛する出産後の女性は少なくありません。
どうして前髪だけが抜けてしまうのでしょうか？
・パソコンやスマホでストレートネックになっているから
・首の血流が悪くなり、前髪部分まで血液がいかなくなっているから
大半の女性は出産後、自宅にいる時間が長くなります。
自宅で過ごす時間が増えると、パソコンやスマホをいじる時間が増えてしまい
ますよね？
パソコンやスマホの使い過ぎはご存知の通り、ストレートネックの原因になり
ます。
ストレートネックは顎を突き出した前傾姿勢なので、頭部への血流が弱くなります。
その結果、頭皮に十分な栄養と血液が届かなくなるのです。
それが前髪部分で集中的に起こっているから、前髪だけが脱毛します。
今は前髪だけ脱毛しているかもしれませんが、血流不足が続くと脱毛の範囲が
広がる可能性もあります。
ストレートネックのほかには、お団子などの前髪をきつく結ぶ髪型にすることで
前髪が抜けてしまうことがあります。
同じ髪型ばかりだと同じ部分に負担がかかるので、毎日髪型を変えるようにしましょう。
■ストレートネックが体に及ぼす悪影響
ストレートネックは前髪の脱毛以外にも、様々な悪影響を及ぼします。
自律神経の乱れ、肩こり、頭痛などの女性が抱えやすい症状が多いです。
・肩こりが進むとさらに頭部の血行が悪くなる
・自律神経の乱れはホルモンバランスも乱す
ストレートネックが体に及ぼす悪影響は、以下のようなものです。
・自律神経の乱れ
・頭痛、めまい
・肩こり
・首のこり
・寝違えやすい
ストレートネックは、通常カーブしている首の骨がまっすぐになっている状態
です。
通常カーブしている骨がまっすぐになっていると、骨の脊髄に負担をかけます。
首の骨の脊髄は、自律神経に深く関係しているので、精神系の症状を起こします。
それが頭痛、めまいの原因です。
首の骨のカーブは頭の重さを和らげるのに必要なものなのですが、カーブがなく
なると頭の重さがダイレクトに首と肩に来るようになります。
頭の重さを支えるために、首回りや肩回りの筋肉に負担がかかるようになります。
これが首こり、肩こりにつながっているのです。
また、首や肩の筋肉が凝ってしまうので、寝違えやすくなります。
寝違えると熟睡できなくなったり、生活に支障が出たりします。
ストレートネックになると、このような悪影響が出てしまうので、パソコンや
スマホの使い過ぎには注意してください。
自律神経の乱れ、首こり、肩こりなどは脱毛を悪化させる症状です。
ストレートネックを治せば、脱毛に関係するこれらの症状を改善できますよ！
■ストレートネックを治すには？
パソコンやスマホの使い過ぎでなってしまったストレートネック。
改善するには簡単なストレッチが有効ですよ！
・首の下に丸めたタオルを敷いて、寝ながらストレッチする
・ストレッチしなくても、寝そべるだけで効果がある
ストレートネックを治すには、本来の首のカーブを取り戻す必要があります。
ですので、丸めたバスタオルを首の下に敷いて寝ながらストレッチをしましょう。
○ストレートネックを治す簡単ストレッチ その1
１ 丸めたバスタオルを首の下に敷き、顔を左に傾ける。その体勢のまま10秒間維持する。
２ 同じように顔を右に傾け、10秒間維持する。
○ストレートネックを治す簡単ストレッチ その２
１ 手を組んで両腕を上げ（手のひらを天井に向けるようにする）、ゆっくり時計回りに10回動かす。
２ 同じように反時計回りに10回動かす。肩のまわりや肩甲骨を意識しながらやると効果的。
○ストレートネックを治すストレッチ その３
１ 胸の前で手の甲をあわせる。
２ 顎を引いて、上半身の力を胸元に集めるように意識する。
３ 腹筋に力を入れて10秒キープする。
４ ゆっくり脱力をする。
５ 3回深呼吸する。
たったこれだけで、ストレートネックは改善されます。
丸めたバスタオルを首の下に敷いて寝そべるだけでも、首まわりのコリがほぐれる効果があります。ただし、その状態のまま眠らないようにしましょう。バスタオル枕を使うのは1回5分ほどが効果的です。そのまま眠ってしまうと逆に首を痛めてしまう可能性があるので、くれぐれもご注意下さい。
■緊張しやすい人やネガティブ思考な人は前髪が脱毛しやすい？
ストレートネックが原因で前髪が薄くなることが多いのですが、他には緊張の
しすぎで前髪が脱毛することがあります。
・表情がこわばると顔の血行が悪くなる
・生え際は血管が少ないので、血流が悪くなりやすい
表情がこわばると顔の血行が悪くなります。
生え際は血管が少ないので、特に血行が悪くなるのです。
生え際は顔の皮膚に近いので、顔の表情の影響をすぐに受けます。
表情がこわばることが多ければ、頭皮も硬くなってしまいます。
その結果、栄養が足りなくなり、前髪が脱毛してしまうのです！
緊張しやすい人は表情がすぐにこわばるので、前髪が薄くなりやすいのです。
緊張しやすい人やネガティブ思考の人は、ストレスをためやすい傾向があります。
夜寝る前、ネガティブなことを考えて眠れなくなってしまうと、心身ともに悪影響を及ぼします。
ネガティブなことや不安なことばかり考えながら眠ろうとするとなかなか寝付けず、翌日も不安な気持ちを引きずったまま目覚め寝不足も相まってストレスがたまりやすくなる……という悪循環に陥りやすくなります。
そういった人には、夜寝る前に30分ほど趣味に没頭する時間を作り、好きなことや楽しいことを意識して考えることをおすすめします。
好きなことや楽しいことを考えながら眠りにつくほうが、次の日も気分良く目覚めることができます！（これはわたしが長年実践してきたことです。が、楽しくなりすぎて眠れなくなってしまうこともあります……笑）
元々がネガティブ思考で、楽しいことをなかなか考えられないという人は、作り笑いでもいいので笑顔を浮かべてみましょう。
笑顔になることで顔の表情筋が刺激を受けると、それが脳にフィードバックされ、ポジティブな思考になりやすくなるそうです。たとえ作った笑顔でも、脳が楽しいと勘違いを起こして、ポジティブな思考が生まれるようです。
夜、とくに寝る前はなるべくストレスになるようなことは避け、笑顔で過ごすことを心がけましょう！
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