「元彼の遺言状」原作あらすじやキャストは?ドラマと原作は結末が異なる?(ネタバレあり【随時更新】

「元彼の遺言状」あらすじと人物紹介・キャストは?

 

 

綾瀬はるかさん主演の月9ドラマ「元彼の遺言状」が4月11日21時からフジテレビで放送されます(初回は30分拡大)。

主人公の敏腕弁護士・剣持麗子役に綾瀬はるかさん、剣持麗子の依頼人にして相棒となる篠田敬太郎役に大泉洋さん、謎の遺言状を残した麗子の元彼・森川栄治役に生田斗真さんと、豪華キャストが集結しています。

原作は第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した新川帆立さんの小説です。

 

 

 

ドラマ第1話あらすじ

 

剣持麗子(綾瀬はるか)は国内大手「山田川村・津々井法律事務所」で働く敏腕弁護士。敏腕ではあるものの、手段を選ばない剛腕さが仇となり、クライアントともめてボーナスカットされることに。処遇に憤慨ししばしの間休職することになった麗子のもとに、謎の男・篠田敬太郎(大泉洋)から大学時代に半年だけ付き合った元彼・森川栄治(生田斗真)が永眠したという連絡が入った。

栄治には巨額の遺産があり、さらに、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していた。麗子は篠田を“殺人犯”に仕立て上げ、共謀して遺産を山分けする計画を立てるが…。

 

人物紹介

 

主人公・剣持麗子(けんもち れいこ)演 :綾瀬はるか

敏腕弁護士。容姿端麗でスタイル抜群。国内トップクラスの大手法律事務所で働く。篠田と共謀し、麗子がかつて交際していた栄治の巨額の遺産山分け計画を実行する。

 

篠田敬太郎(しのだ けいたろう)演:大泉洋

栄治の友人。栄治が暮らす別荘の管理人。病気がちな栄治の世話をしている。栄治の死後は麗子と共謀して栄治の遺産を狙い、「犯人」になりすまそうとする。麗子と行動を共にする「相棒」となる。ミステリー作家を目指している。

 

森川栄治(もりかわ えいじ) 演:生田斗真

麗子の大学の先輩。イケメン。麗子とは大学時代に3ヶ月ほど交際して別れている。森川製薬の御曹司。「僕の全財産は、僕を殺した犯人に贈る」という奇妙な遺言を残して30歳で死亡。遺産は麗子の調査では時価総額1080億円の株など。重度のうつ病を発症していた。

 

森川富治(もりかわ とみはる)演:生田斗真(二役)

栄治の兄。大学で文化人類学を教えている。

森川金治(もりかわ かねはる)演:佐戸井けん太

栄治の父。森川製薬代表取締役社長。

森川銀治(もりかわ ぎんじ)

栄治の叔父で、金治の弟。森川家の家政婦・美代を妊娠させ、美代と共に家を追い出された。その後、美代は姿を消し、銀治は森川家と疎遠になったが、現在は森川家の集まりにも顔を出している。

森川真梨子(もりかわ まりこ)演:萬田久子

栄治の伯母で、金治たちの姉。巧未と紗英の母。ドラマでは金治の2歳下の妹で、森川製薬の専務取締役。金治とは犬猿の仲。

森川定之(もりかわ さだゆき)

真梨子の夫。森川製薬専務。

森川拓未(もりかわ たくみ)演:要潤

定之の長男で、栄治のいとこ。森川製薬新規事業課の課長。

森川雪乃(もりかわ ゆきの)演:笛木優子

拓未の妻。栄治の元カノのひとり。

森川紗英(もりかわ さえ)演:関水渚

拓未の妹で、栄治のいとこ。幼少期から栄治に思いを寄せていた。

 

平井真人(ひらい まさと)

森川製薬代表取締役副社長。大株主の外資系投資会社から経営立て直しのために送り込まれた。

 

剣持雅俊(けんもち まさとし)

麗子の兄。厚労省で新薬認可の関連部署で勤務。

優佳(ゆうか)

雅俊の婚約者。

剣持雅昭(けんもち まさあき)

麗子たちの父。経産省勤務。

剣持菜々子(けんもち ななこ) 

麗子たちの母。

 

原口朝陽(はらぐち あさひ)演:森カンナ

栄治の担当看護師で、栄治の元カノのひとり。

村山権太(むらやま げんた)演:笹野高史

栄治の顧問弁護士。

堂上圭(どうじょう けい)演:野間口徹

獣医。栄治の愛犬・バッカスの主治医。

堂上真佐美(どうじょう まさみ)

堂上先生の妻で、栄治の元カノのひとり。4年前に病死している。(ドラマでは4年前に堂上圭と離婚し、北海道で暮らしている設定なので、2話以降に登場する可能性もある)。

堂上亮(どうじょう りょう)

堂上夫妻の息子。5歳。

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「元彼の遺言状」原作とドラマでは結末が異なる?

 

ドラマでは原作の世界観はそのままに、ドラマオリジナルのエピソードを交え、原作とは異なるエンディングを迎えると明言されています。

 

ここからは原作のネタバレになります。ドラマと原作は結末が異なるようですが、原作のネタバレを知りたくないかたはご注意ください。

 

 

「元彼の遺言状」第一章~第三章(ネタバレ注意!)

 

以下、原作のネタバレが書かれているのでご注意下さい。

 

 

犯人選考会にエントリーした麗子は、栄治の父親であり森川製薬代表取締役社長である金治、森川製薬取締役専務の定之、森川製薬取締役副社長の平川真人たちと面談し、一次選考を通過する。

栄治の遺言状には元カノたちに軽井沢の屋敷を引き渡すと書いてあり、麗子は軽井沢に向かう。そこには栄治の兄・富治や栄治の元カノで看護師の原口朝陽、栄治の元カノで今は栄治のいとこの巧未の妻・森川雪乃、巧未の妹の紗英、栄治の愛犬バッカスの主治医・堂上と息子の亮、栄治の顧問弁護士の村山がいた。

その日の夜、麗子が村山とともに彼の事務所に向かうと、遺言状と元カノリストが入った金庫が盗まれていた。

さらに、村山が机の上にあった紙タバコを吸ったあとに急に苦しみだし、そのまま亡くなってしまう。

 

「元彼の遺言状」第四章(ネタバレ注意!)

 

村山の件で事情聴取が終わった後、麗子は雪乃と巧未の家に泊めてもらう。雪乃は巧未の手帳の1月29日の欄に「二十時、帝国ホテル。剣持さん」と書いてあったと麗子に打ち明け、不倫を疑うが、麗子には全く身に覚えがなかった。

東京に帰ろうとした麗子の元に刑事が現れ、1月29日深夜から30日にかけて何をしていたかとたずねてきた。1月30日は栄治が亡くなった日だった。病死と診断されたはずの栄治の死を巡って警察が動き出していると知った麗子は、軽井沢に戻って朝陽に会いに行く。

朝陽は栄治が亡くなりエンゼルケアをした際、太ももに不自然な注射痕があることに気付き、写真を撮っていた。主治医の浜田医師には取り合ってもらえず、朝陽は村山の件で事情聴取を受けたときにそのことを打ち明けたため、警察が動き出したのだった。

麗子は朝陽と共に栄治を殺した犯人捜しを始め、第一発見者である雪乃の家を再び訪ねる。雪乃は森川製薬が開発中の薬「マッスルマスターゼット」を栄治が自ら投与し、その副作用で亡くなったと説明する。副作用があることが世間に知られたら森川製薬の課長である巧未の仕事に差し障りがあると考え、警察に話せずにいたが、観念して警察に事情を話しに行く。

一方、富治は犯人は巧未だ、と断言する。麗子も、雪乃は巧未をかばっている、と推測する。雪乃は巧未と麗子の不倫を疑っていたのではなく、1月29日の夜に二人が東京で会っていれば、巧未のアリバイが成立すると考えていたのでは、と当たりをつける。

 

 

「元彼の遺言状」第五章~(ネタバレ注意!)

 

 

その後、巧未と会っていたのは麗子の兄の雅俊だったことが判明する。二人は大学時代、同じゼミに所属しており、巧未は厚労省の新薬認可の関連部署で勤務している雅俊に新薬のことを相談していた。雅俊と巧未が1月29日の夜に会っていたことにより、巧未は犯人ではない可能性が高まった。

麗子は篠田と落ち合い、これまでの経緯を報告する。篠田は、この件を追うのはもうやめよう、と麗子に話す。

「君は代理人で、僕がクライアントだ。クライアントの望むことを理解できない弁護士はクビだよ」

突然の宣告に、麗子は呆然とする。

数日後、麗子のもとに栄治の叔父の銀治が訪れ、村山の事務所で盗まれた金庫が川底で発見されたと話す。麗子は銀治に自分の代理人になってほしいと頼まれ、承諾する。

川から引き上げた金庫の中には、栄治の遺言状と元カノリストのほかに、銀治に関する「父子関係鑑定書」と題された書類が入っていた。それは森川製薬取締役副社長の平川真人が銀治の息子であるという証明書だった。

その中には、栄治に関する父子関係鑑定書も入っていた。銀治は、栄治の愛犬の主治医・堂上の息子の亮が、実は栄治の子どもである、と説明する。

麗子は栄治の元カノリストの中に「堂上真佐美」という名前を発見する。真佐美は堂上の亡くなった妻であり、栄治と不倫関係にあったらしい。

1月29日の夕方、銀治は栄治が亮の実の父親であることを栄治に伝えていた。栄治は「亮に遺産を残したい」と、遺言を書き換えようとしたが、変更はかなわず、翌日に亡くなってしまった。犯人は栄治が遺言を書き換える前に栄治を殺したのだ。

そして麗子は、犯人は堂上だと突き止める。

 

栄治が奇妙な遺言状を残した理由・ポトラッチとは?

 

大学で文化人類学を教えている栄治の兄・富治は麗子に「ポトラッチ」という概念を知っているかと問いかける。
ポトラッチとは、例として二つの部族が贈り物をし合い、もらったもの以上のものをお返ししていくにつれ、どんどん贈るものが大きくなり、どちらかが潰れてしまうというもの。

「返しきれない贈り物をすることで、犯人を潰すつもりだったんだ。病床の栄治にできる復讐は、そのくらいだから」

「返しきれないような大きな恩を相手にかぶせて、それに対する罪悪感や後ろめたさで、相手を精神的にむしばむところに、ポトラッチの本質がある」

栄治は犯人に対してポトラッチを仕掛けた、と富治は推測するが……。

 

「元彼の遺言状」ドラマではどうなる?

 

以上、原作のあらすじ(ネタバレ)でしたが、ドラマではオリジナルのエピソードを交え原作とは異なるエンディングを迎えると明言されているため、展開や犯人ももしかしたら変わる可能性があります。

他キャストなど、随時更新していく予定です!

 

 

 

 

 

 

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